事務手数料
団信保険料
保証料
繰り上げ返済手数料

住宅ローン借り換え完了

さて、申し込みの後は審査です。

審査はおそらく大丈夫といわれていましたが、結果が出るまではやはり心配でした。数日で銀行から結果の連絡の電話がかかってきました。審査で一つだけ問題があったというのです。

我が家は中古住宅で購入時には増築がしてありました。その増築部分が未登記のため、登記をするという条件がついた、ということでした。

最初のローンの時には特に問題にならなかったのと、3畳ほどの小さな建て増しだったので未登記ということは知っていましたがあまり気にしていませんでした。そのままにしておくのはよくないと思っていたし、いずれ登記をしなければいけないと思ってもいたのですが、借り換えの審査で問題になるとは思っていませんでした。

ですが、登記をしないと審査がとおらないし、登記はしておく必要のあるものなので、この機会に登記をすることにしました。登記をするためには費用がかかります。ここで、申込み時に提示された手数料の試算外の約10万の支払いが生じることになりました。予想外の出費でしたが本来であれば住宅の購入時にかかっていた費用なので仕方がありません。増築分の登記の手続きをおこないました。登記も銀行にお願いをしたので借り換え諸費用に含めて登記手数料を支払うことになりました。

住宅ローン借り換え審査が無事終了

これで審査が無事に通り、そして借り換えローンを組めることが決まりました。ローンの金利はこの時点の金利が適用されました。

申込みと同じ月であったため試算のときと同じ金利が適用されほっとしました。借り換えローンが組めることが決まってから、現在住宅ローンを借りている銀行に完済することを連絡しました。借り換えによる返済であることを伝えると、銀行で必要な手続きについて詳しく説明をしてくれたのでこちらの手続きは簡単に終わりました。

ここまで終わったところで、いよいよ融資を受ける日にちが決まり借り入れ元の銀行にも全額繰上げ返済をする日にちの連絡をおこないました。同じ日に抵当権の抹消と抵当権の設定を行う必要があるためきちんと日にちを合わせる必要があるそうです。

我が家では、諸費用は借り換えローンに含めず自己資金での支払いにしたので、借り換えローンの総額から手数料を差し引いた額が繰り上げ返済資金として借入先の銀行に振り込まれまれることになりました。そのため、この日までに諸費用分を借入先の口座に入金しておく必要がありました。そうでないと残高不足で全額返済ができなくなってしまいます。

諸費用の半分を占める保証料は、全額繰上げ返済するローンの見経過分の保証料が戻ってくるので、ほとんどそれでまかなえるのですが、振り込まれるまでに約1ヶ月かかるとのことで一旦は自己資金で全額払わなければなりませんでした。このことはローンの手続きで諸費用の支払いを自己資金と決めたときに銀行から説明があったので諸費用分の資金は事前に用意をして振り込んでありました。

戻ってくる保証料を差し引けば最終的に諸費用の負担は30万強だったのですが、保証料が戻るのが遅いため借り換えに必要な資金と最終的な諸費用の負担額が異なり、我が家の場合は借り換えをおこなうために約70万の自己資金が必要でした。

融資が実行される日には、まず全額繰上げ返済をする銀行に行って、完済を確認し抵当権抹消の書類を受け取りました。そしてこの抵当権抹消の書類をすぐに借り換え先の銀行に届けました。これで、借り換え先の銀行で抵当権を設定してもらい、ようやく借り換えが完了となりました。

借り換えを決めて銀行に行ってから完了まで約1ヶ月。途中で登記をすることになったこともあり、あわただしく手続きをしたのであっという間でした。この選択がよかったかどうかということよりもまずは借り換えが無事に終わって本当にほっとしました。